アジアの純真
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見飽きたこの街が クリスマスみたいに光る
そんな瞬間 今日も僕は探してる
苛立ちの毎日 行き詰まった暮らしを
洗うような煌めくハーモニー
Mr.Children♪ 『Melody』
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※画像の女性は本編とは関係ございません
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天までそそり立つ六本木ヒルズから、精液と愛液が降り注ぐ。
それらは上空で混じり合い、雨粒となって頬を濡らす。
街にクリスマスキャロルが流れ始める季節。
雨は夜更け過ぎに雪へと変わるだろう。
目の前では、弾むような足取りの男女が心と性器を踊らせていた。
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今夜、織葉(おりは)はここ六本木でデートの相手を待っていた。
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そうか、彼女と会うのはもう3回目になるのか…
今夜は長い夜になりそうだ…
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時は遡る事、2週間前…
渋谷のスクランブル交差点。夕暮れ時。
織葉は木枯らしに身を縮ませながら歩いていた。
最近は、ナンパに出撃できる機会がめっきり減っていた。
そんな日々の中でも、今日は街に立っている。
所用の合間。
こんな時こそ、ストリートナンパに興じるのも悪くない。足取りはとても軽やかだった。
そうさ…
ストリートに立てば、いつも無邪気で純真な少年に戻れるのさ!
歳月が僕を大人に変えてしまっても、僕の中にはいつも少年がいるのさ!
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↓織葉のセルフイメージ
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↓実際の織葉
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道行くピチピチギャル達に声をかけていく。
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1人目 シカト
2人目 シカト
3人目 シカッティング
4人目 安定のシカト
5人目 定番のシカト
6人目 エアリー感のあるシカト
7人目 抜け感のあるシカト
8人目 サイドは短めでトップにボリュームを持たせたシカト
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9 人目 ・・・
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10人目 ・・・
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11人目。
若くて少し垢抜けない女の子。
見るからに東京に馴染んでいない。
街の空気や流れの中から浮き出ている存在。
おそらく彼女に声をかけたら、足を止めてくれるだろう。織葉には確信があった。
すかさず声をかける。
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織葉「両手に買い物袋いっぱい持ってんね!」
女の子「えw ハ、ハイww」
織葉「良いもん買えた?遊ぼ?(╹◡╹)」
女の子「ww??」
織葉「てか遊ぼ(╹◡╹)」
女の子「え?ww」
織葉「遊ぼ!(╹◡╹)」
ビタ止め。
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チャイナ (スト値 7)
特徴:20歳前後。黒髪。清純。アイドル顔。中華系の外国人留学生。高学歴。親日家。ジャニオタ。
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織葉「ねねね、カラオケ行こ(╹◡╹)」
女の子「ハ、ハイwwイイですよww」
なんと!あっさりと個室打診が通った事に、期待と股間のボルテージは嫌が応にも高まっていく。
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↓織葉のセルフイメージ
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↓実際の織葉
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道すがら会話をする。
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彼女は中華系の国から来た留学生だった。
今年、憧れの日本に留学したばかり。
日本語は上手ではあるものの、早口だと聞き取り辛そうだ。
彼女に配慮して、徐々にゆっくりした喋り方に変えていく。
なるべく簡単なワードチョイスで、小5の女の子と会話するイメージで接する。
カラオケ in
他愛の無い会話で和みを築く。
警戒した様子は無いが、大きく盛り上がりもしない。彼女は至って自然体だ。
むしろ、邪な欲望と計算に脳内を支配されている織葉の方が、それを悟らせまいとかえって余計な緊張を感じていた。
彼女が日本に来たのは半年前。
子供の頃から日本のアニメやドラマに触れて育った。
嵐が大好きと彼女は言う。
憧れの国で日本人の男にナンパされている。
ガトーショコラを頬張る彼女。
今どんな気分なんだろう?
『憧れ』を手にした高揚感に包まれているのだろうか?
さりげなく、恋愛遍歴を確認してみる。
貞操観念を探り出すためだ。
彼女は知る由も無いのだろうけれど。
目の前のさっき知り合ったばかりの日本人の男にとって、それはお決まりのルーティンだった。
織葉「日本に来てから、彼氏はできた?(╹◡╹)」
チャイナ「ワタシ男の人と付き合った事無いデス」
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なんてこった…処女か……
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徐 庶(じょ しょ )は、中国後漢末期から三国時代の魏にかけての武将・政治家。字は元直(げんちょく)。
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熟考する織葉…
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残り時間を計算し、断腸の思いで放流を選択。
織葉「(´-`).。oOもう会う事は無いかなー」
とは言うものの、未練がましくLINEを交換しておく。
織葉「バイバイ!楽しかったよ(╹◡╹)」
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それから一週間後…
その後、何度かLINEをやり取りしていたのだが、食いつきが意外にも良かった。
日本語では、会話よりも文字のコミュニケーションの方が得意なのだろう。
LINE上だと、20歳の女の子らしく、明るく元気な子だった。
そして肉欲の国際交流が行われる街、渋谷にて再戦の機会が与えられた。
織葉「お待たせ(╹◡╹)」
チャイナ「ハイw」
織葉「あ、この前はジーンズ姿だったけど、今日のカッコは女の子って感じでイイね!」
チャイナ「あ、昨日、原宿で買った服デス(照)」
織葉「メイクも今日はカワイらしいじゃん」
チャイナ「あ、ありがとうございマス(照)」
織葉「今日のデートのために買ってきてくれたの?(╹◡╹)」
チャイナ「ハイ、いちおうソウデス…」
織葉は改めて彼女の横顔を眺めた。
優しそうな笑みの中に大きな瞳。
アイドルの様な可愛いらしい顔をしていた。
ナントカ48とかにいそうな清純なタイプだなーと織葉は感じていた。
予約していた店 in
甘ったるそうなカクテルとピザが運ばれてくる。
それらを喉に流し込みながら会話をする。
生まれ育った国のこと。
彼女の目に憧れの日本はどう映っているのか。
学校で出来た新しい友達の事。
他愛の無い時間。
1時間くらい経っただろうか。
言葉数は少ないけれど、彼女からIOIを感じる。
小1時間和んだ後…
飲み屋 out
織葉「ねぇねぇ、ホテルに行ってチョコレートでも食べよ?(╹◡╹)」
チャイナ「ホテルは行かないデス…」
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チャイナ「終電前には帰りますからネ!」
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彼女の寮の門限を逆算すると、残り時間は1時間しかない。
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なんやかんや端折って…
ベッド in
全裸。
オパーイさわさわー(・∀・)
マムコさわさわー(・∀・)
チムコさわさわー(・∀・)
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いざ!尋常に…と思った矢先だった…
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チングダー
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押しても引いてもビーチクつねっても…
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沈黙のチンさん…
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再戦を誓ってその日は解散となった…
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帰宅後、全盛期のビビアンスーで抜いた事は言うまでも無い…
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そして舞台は冒頭に戻り六本木へ…
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地下鉄六本木駅前。
チャイナ…改めビビアンと合流する。
もう次は無い。
さあ、国際交流(ゲーム)のはじまりだ。
イルミネーションが輝く街を2人で歩く。
織葉「今日はカジュアルな感じだね(・∀・)」
ビビアン「ハイ、学校の帰りなんデス」
織葉「そーなんだ、少し歩こうか(╹◡╹)」
彼女と並んで歩く。
青や白に光るイルミネーション。
その輝きの洪水を見つめながら織葉は思う。
今この瞬間は永遠に取り返しがつかない。
一歩一歩、僕たちは過去を置き去りにしていく。
例えば、この前声がけを躊躇したあの子とは二度と会えない。
アポ負けしたあの子の心はもう取り戻せない。
泣かされた女の子。笑わせてもらった女の子。
その瞬間の全てを置き去りにして、今この瞬間を生きている。
織葉は『今』にどれだけ真摯に向き合っているのだろうか?
いつまでナンパ活動を続けられるだろうか?
解らない。
だけど、ただ一つ確かな事は。
自分で自分に胸を張っていたいって事だけ。
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織葉「暖かい紅茶を買ってそこのベンチに座ろうよ(╹◡╹)」
ビビアン「ハイ…」
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お互いの微妙な距離感。
織葉が極力明るく振舞っていたのは、邪な感情を隠すためだった。
そろそろ打診の頃合いだ。
彼女の門限は早い。
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ビビアン「ゴメンナサイ…どうしてもアナタの事が好きにナレマセン…」
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ビビアン「今日は生理だから…汚いデス…」
織葉「キミの血液が汚いなんてとんでもないよ(╹◡╹)」
ビビアン「んん、やっぱイタイです…挿れるのはやっぱり今日もナシで…」
織葉「うん、オケオケー!スマタなら良いでしょ?ホラ気持ち良いでしょ?ね?ね?ね?(╹◡╹)」
チャイニーズマムコにジャパニーズチムコをスリスリさせた。
そして、最後の難関はやはりヤツ。
そう…
最強の強敵(とも)チングダー
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…でも今回は大丈夫だ。
織葉「ねえ?AV観ながらスリスリしていい?(╹◡╹)」
織葉が大好きな巨乳モノのAVを観ながら。
そーっと…
ゆっくりと…
慌てないで…
今だっ…!!
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※『ミナミでナンパして理想の彼女を手に入れる』より
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地下鉄六本木駅前。
憧れの国日本。
日本人の男と初めて身体を重ねた夜。
彼女はどんな気持ちで織葉と二回もデートをしたのだろうか。
改札前まで手を繋いで見送る。
織葉「それじゃあね!バイバイ!」
ビビアン「ハイ、サヨウナラ…」
彼女は一度も振り返る事無く、靴音を響かせて去っていった。
憧れの日本。
新生活。
少女は海を渡り大人になった。
そう…彼女の冒険はまだ始まったばかりだった。
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さあ、帰ろう。
地下鉄に揺られながら想いを馳せる。
織葉は『今』にどれだけ真摯に向き合っているのだろうか?
いつまでナンパ活動を続けられるだろうか?
解らない。
だけど、ただ一つ確かな事は。
…
おわり